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2011.04.18 18:54|福島原発事故
4月16日に神戸で開催した藤田祐幸さん講演会「今福島で何が起きているのか」は、会場の定員の2倍を超える人たちが詰めかけ超満員となりました。
スリーマイル島原発の事故に衝撃を受けて以来、「市民科学者」として歩むことを決意し、30数年間ひたすらこのような日が来ないように願って全国を駆け巡り脱原発を訴えてこられた藤田さん。
ついに起きてしまった「原発震災」を目の当たりにして、数日間は呆然自失の状態だったと振り返っておられました。
そして、今、この日を防げなかったことを痛みとして引き受け、限界まで疲れていると言いながらも全国を駆け回っておられます。
「昨日と同じ今日を迎えられること、今日と同じ明日を迎えられること、それこそが幸せではないか」
その今日を、明日を破壊してしまった原発への怒りを込めて1時間半を超える熱弁をふるってくださいました。

当日、初めて試みたUSTREAM中継は、機器配置の関係で斜め画面の見にくいものになり失礼しました。
幸い協力者の方が、きちんとした動画をYOUTUBEで配信仕手くださいましたので、是非ご覧下さい。

YOUTUBE 藤田さん講演
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2011.04.08 20:18|福島原発事故
恐れていた、そして多くの人が警告していた「原発震災」がついに現実となってしまった。
3.11・・この日を境に、私たちは違う世界に生きることになったのだ。放射能との共存を強いられる世界に。

ところで、こういう事態になると決まって言われるのが、こういう政策を決めた政府は国民が選挙で選んだのだから、あるいはみんな原発の電気を使ってきたのだから、国民みんなに責任があるのだ・・という説。
ちょっと待ってくれ!と言いたい。こうした思考法は日本人が好きな、陥りやすい、ある意味では麗しく愛すべき日本人的思考法ではあるが、しかし、やはり間違っている!

「国民」と十羽一からげに言われるが、たとえば、何十年も電力の卑劣な立地工作に抗して、時には親族関係や地域コミュニティーをずたずたにされながらも子々孫々のためにと血のにじむような闘いを続けている建設予定地の人々がいる。既にある原発の一つ一つには、そんな闘いにもかかわらず造られてしまい共存を強いられてしまった無数の人々の無念がある。
また、そうした人々とともに、時にはさまざまな妨害や誹謗中傷も受けながら、原発反対を訴え、新規建設をやめさせようと奮闘しつづけてきた、し続けている市民たちが全国にいる。
さらに、故高木仁三郎さん、故久米三四郎さんに代表されるように、生涯をかけて人々に原子力の危険性、それに依存することの愚かさ、他の選択肢があることを訴え続けた良心的科学者や知識人がおられる。勿論、今も、大方の「学者」「知識人」が原発問題は「なにかやばい」と見て自己保身からタブー視する中で、そうしたことを省みず勇気ある発言、研究、献身的な活動をされている学者、知識人も少なくない。
あるいは、自ら声をあげられないまでも、原子力は嫌だと考えている無数の人々がいる。
一方で、こうした人々の真摯な指摘や警告をすべて無視し、都合の悪いことは「ありえない」あるいは「無視しうる」と地震列島に核施設を林立させてきた電力会社、その「経済的」メリット、ありていに言えば銭金に目がくらみ原発万歳を叫び続けてきた政財界、学者、そのちょうちん記事を書き続けてきたメディア、何も考えず広告塔をやってきた芸能人などなど・・。中にはこの事態を横に見ながら「割り切らなければ原発なんて造れない」と平然と言い放つA級戦犯というべき恥知らずな人物までいる。
それをすべて「国民」と十羽一からげにして、抽象的な政治ルールの帰結として、「国民が選んだからみんなの責任」と言うことで、それぞれの本当の責任をうやむやにする思考法は絶対に間違っている!
それは、戦後の「一億総懺悔」論によって、いまだにこの国が真摯な戦争責任の解明をできないでいることと同じ誤りだ。

なにより、国民は、ただの一度も原子力政策について意思を問われたことはない。
原子力にかかわる事柄は、原子力村、というより「原子力帝国」という方がふさわしいほど強固で根深い勢力によってほとんどすべての意思決定がなされており、政治家達もお飾り程度にしか関与できていないのが実態だ。それを間単に「選んだ国民の責任」と言われてはたまらない。そういう実態を許してきたのも国民が選んだ政治だから、という論理は一応成り立つとしても、それは現実の社会=娑婆世界のありようを無視した机上の空論だろう。

「原発の電気を使ってきた」という点について言えば、原発の危険性に気づいてきた少なくない人々の立場から言わせてもらえば、電気は不要だなどと誰も主張していない。ただ、原子力で電気を作る愚は止めるべきだといってきたのだ。原子力以外の選択肢がないかのごとく宣伝し、押し付けられてきたのであり、使った君も責任があるなどとは言わせない。
むしろ貴重なエネルギーである電気を電気でなくてもよい用途、典型的にはもっとも非効率な熱源としての利用にまで使わせて大量消費による利潤追求をしてきたのが電力会社である。口先で「省エネを」とおためごかしを言いながら補助金まで付けてオール電化をあおりたて需要開拓に躍起になってきたのが電力会社である。
再生可能エネルギーを広げようとする努力を送電線への接続のハードルを上げ、あらゆる口実で妨害し続けているのも電力会社とそれと癒着した経産省の官僚たちである。
そういう実態を抜きにして、「君たちも原発の電気を使っているのだから同罪だよ」などとは言わせない!
2011.04.06 20:29|福島原発事故
まだ確実とはいえないが、炉心溶融から水蒸気爆発で炉が吹き飛ぶという「チャイナシンドローム」的な急性の破局はなんとか回避できそうな状態になってきたと、ほんの少し胸をなでおろしかけたのも束の間、事態は、長期広範な漏洩の持続という、もうひとつの最悪シナリオに向かう危険性が増しているように思える。

以下は、ずぶの素人である私の推論にすぎず、どうか見当はずれな杞憂であって欲しいと思うが・・。

とてつもなく高濃度の汚染水が地中を通って流れ出ていること、1~4号機ばかりか5,6号機の地下室まで水没の危機・・という状況から考えれば、圧力容器、格納容器、そして建屋とすべての『壁』がもはや相当ずたずたに破れているのは明らかだろう。(東電と原子力村の面々は、この期に及んでなお、すべてを桁外れの津波のせいにして、他の原発への波及を避けようとしているが、事故の経過や作業員の証言などからも、津波以前に地振動によって相当規模の破損があったのは間違いないだろう。)

爆発で空中へ吹き出すことは何とか封じても、地中へ大量に流れ込んでいる超高濃度の汚染水は、たまたま顔を出した出口を封じても「もぐらたたき」にすぎず、地中深く、広く浸透していき、もはや追跡も回収も不可能、閉じ込める手段もないのではないだろうか。
東電も保安院も、なんとか電源を回復し、本来の冷却系による循環を回復することが最優先だと唱えているが、「循環」が可能となるには、最低限圧力容器とそれに繋がる系統=圧力容器バウンダリーが閉じていることが前提だ。しかし、少なくとも数機の炉は、圧力容器が底抜けであることが明らかである以上、その戦略はもはや破綻しているのではないか。
それならば、あらゆる物理的手段で封印する、いわゆる「石棺」作戦しかなくなるのだろうが、それでも地下深くまで囲い込み、封じ込めるような石棺などありうるのだろうか。

考えたくもないが、長期(半永久的?)にわたってせいぜい底抜けの石棺で空中への拡散だけは封じながら、底抜けやかんに水を注ぐような冷却を続け、際限な続く地中への漏洩、地下水脈をたどってどこまでも、また当然やがては海底から海にもでるだろう汚染を、おびえながら監視し、もぐらたたき的に対処療法を続けていくしかないという、もうひとつの「最悪シナリオ」になってしまわないかと恐れる。
2011.04.03 18:43|福島原発事故
この惨害をせめて新しい社会への転換点にしなければ。

関西・阪神間のアクションプランです。

■4月16日(土)
まずは、もっと知りたい,勉強したいという方

***緊急講演会***神戸市 兵庫県民会館902
午後1時開場 午後5時まで(予定)
講師  藤田祐幸さん(元慶応大学 物理学者)
タイムテーブル等詳細は未定 参加費¥700-
コーディネイト 神戸ネットワーク
藤田祐幸さん講演会ちらし



もうわかってる 行動だ!という方は
***原発いらん!関西行動***
集まろう!中之島 歩こう!御堂筋
大阪 中之島公園(女神像エリア)
15:30~集会 16:10~ デモ
連絡先 ストップ・ザ・もんじゅ 

※ガッツのある方は、神戸で講演の核心を聞いてから大阪へ・・も有りかな。

2011.04.01 18:39|福島原発事故
原発は「トイレなきマンション」といわれ続けてきた。
「夢の燃料」も最終的には「高レベル放射性廃棄物」となり何万年も管理し続けなければならない。日々生み出される膨大な放射性廃棄物、いずれは廃炉になる原発そのものも巨大な放射性廃棄物だ。
処理方法も決まっていない。どれだけ費用がかかるかもわからない膨大な放射性廃棄物が増え続けている。
その現実が露呈することを恐れて、ひたすら先延ばしにするために、使用済み燃料は再処理して使うという建前で「廃棄物」から「資源」に化けさせて六ヶ所に運び込み、とりあえず先延ばし。天寿を全うしたはずの原発も無理やり寿命延長で先延ばし・・。

東海原発1号機が日本初の廃炉作業に入ったとたん、ちっぽけな原発にもかかわらず発生する膨大な量の放射性廃棄物の処理に行き詰って何をしたか。「基準」を変更、汚染レベルの裾きりで「放射性廃棄物」の相当量を「一般廃棄物」にしてしまったのである。

一番簡単な被曝対策、今度も福島で行われている手段、それは基準を変えればいいのである。今までだめだったものが一瞬でOKになる!汚染されたコンクリート片も「ただちに支障があるレベルではない」ので道路舗装とかに有効活用される。原発のPR資料に必ず書かれているとおり、「放射能はあなたの身近にいつもあるもの、怖くはありません。」というわけだ。

大気内核実験によって撒き散らされ、今も身の回りに存在するプルトニウムやストロンチウムが今や「平常値」として平然と語られるように、見えない、検証できない放射性物質による汚染は、徐々にレベルアップしながら「平常値」となっていく。
「腐海」と共生せざるを得ない「風の谷のナウシカ」の世界が訪れる。

この事態になってようやくマスメディアも、福島を葬るのに何十年もかかる上、どうすれば良いのか全くわからない実情を遠慮がちに報じ始めた。
福島の場合、事故によってはるかに困難が増したことは確かだが、無事天寿を全うしたとしても基本的には同じことだということに、多くの国民は気づくだろうか。
地震列島の上に林立する巨大な放射性廃棄物と化した原発の廃墟群をイメージできるだろうか。

政治家たちもマスコミも、口をそろえて「年金財政の負担を次世代に負わせてはならない」とおっしゃる。そのとおりだろう。しかし、金でけりがつく、政治が決断すれば1世代でけりがつくだろう年金問題を声高に言うなら、金でけりのつけようもない、何万年もの世代への膨大な核のごみの押し付けをなぜ問わないのか!なぜ問えないのか!

NHKの優れたドキュメンタリー「日本はなぜ戦争へと向かったのか(4)」が資料と証言で明らかにしたところによると、軍部を含めて当時の国家の指導部の誰一人として日米開戦を望んだものはいなかったが、誰もが決断の責任を回避することに汲々としている間に追い詰められ、最後は「時間稼ぎができる」という理由で開戦を正当化していったということだ。
そうとも知らず(知ろうともせず?)、大本営発表の真珠湾やインパールの戦果に狂喜し、あげく国土と大切な多くの人々を焼き尽くされるまで、「秩序正しく律儀に懸命」であり続けた日本人。ほんとに都合の悪いことは起きないことにして目をつぶり、直面してしまうと思考停止で場当たり対応に終止する指導者たち。
日本という国、国民の姿、国家の体質は、原子力政策をめぐる現在に、そのまま引き継がれていると思わずにはいられない。
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