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それでも原子力と言い張る「恥識人」へ

2011.03.30 09:51|未分類
岩波書店が、緊急措置として「世界」掲載の記事をPDFで無料公開してい>る。(拍手)
http://www.iwanami.co.jp/company/index_i.html
マイケル・シュナイダー 「原子力のたそがれ」
岩波書店 世界2011年1月号
********************************

世界中の原子力推進勢力が、チェルノブイリの記憶も薄れただろうと原発ビジネ
スの復興を目指して走り出した矢先の福島原発震災。
それでも、たとえば池田信夫氏のごとく、「今回の程度(の被害)なら(リスク
と経済性の)トレードオフで考えることが可能」などと暴論を吐く「恥識人」が
いる。
http://news.livedoor.com/article/detail/5442585/

狭い日本で数十キロ圏が長期にわたって居住不能となるかもしれず、遅かれ早か
れ汚染は全国に広がり、米どころの作付けすらできなくなり、現場で決死的作業
に当たる労働者の被曝、統計でしか表れないが故に闇に葬られるであろう低線量
被曝の晩発的影響、そして何よりもまだ事故の収束どころか更なる悪化の可能性
すら高い中で、平然とこのような銭勘定を語れる神経に唖然とする。
氏の人格への疑問は置くとして、氏には、ぜひこの記事を熟読されて、それでも
原子力が一番コスト優位であり今後も推進すべき選択肢だと主張されるのだろう
か、ならその論拠を伺いたいものである。

以下、上記記事の私なり大雑把な要約。勿論、記事ではデータ基づく緻密な論証
がなされているので、考察される方は必ず元記事を参照されたい。
=====================================================
現在、「原子力ルネッサンス」や「原子力の役割の増加」が喧伝されているが、
現実は逆方向を向いている。
1990年代以降、再生可能エネルギー・・とりわけ風力発電の伸びが著しい。
風力だけで、毎年の原子力発電の増加容量の数倍・・太陽光も相当伸びている。
太陽光発電や地熱発電、風力発電の単価は劇的に下がっており、この傾向は今後
数十年は続く。逆に、原子力発電のコストは他のエネルギー技術のように下がる
のではなく、上昇している。
新しい原発プロジェクトについての経済的評価も劇的に変わっている。・・アメ
リカでもっとも多くの原発を運営している大手電力会社、エクセロン社のCO2削
減の選択肢に関する資料によれば、2008年では、原発のアップグレードが
もっとも安いオプションであったが2010年では石炭火力の停止のほうが有利
になり、新規原発のコストはほぼ2倍になっている。このような状況は、コンス
テレーション・エナジー社が「原子力ルネッサンス」を掲げるオバマ政権の75
億ドルという巨額の債務保証にもかかわらず新規建設計画を凍結したことでも裏
付けられる。
一方再生可能エネルギーでは、原発のコストの右肩上がりと対照的太陽光は右肩
下がりで2010年ではちょうど交差している。
アメリカ、ノースカロライナ州での、基幹的電力として太陽光と風力を使った場
合のシュミレーション研究によれば、東電の約3分の1程度以上の販売電力量を
もつシステムが、4分の3以上を太陽光と風力だけに頼る形で運営できるという
ことを示した。
原発のような中央集中型の電力システムを使うときには、事故などに備えて巨大
な予備電力を備えるのが原則だ(だから、柏崎の地震の後も停電は起こらなかっ
た)。分散型ならその必要はない。
石油依存を減らすという意味では、原発は全く助けになっていない。フランスで
は人口一人当たりの石油消費量はドイツよりも高いだけでなく、原子力を段階的
に廃止したイタリアをも上回っている。
再生可能エネルギーと中央集中型発電システムは両立が困難である。
大量の資金を原子力につぎ込んでしまうと、再生可能エネルギーは非常に低い段
階にとどまってしまう。
日本について
進行中のエネルギー革命の中で日本は取り残されている。日本は何十年も最先端
を走っていたが、エネルギー部門で起きている根本的に決定的な発展状況に置い
てきぼりとなっているのだ。
起きているのは、中央集中型のトップダウンから分散型への動きだ。
原子力発電は、国際的なエネルギー分野で限定的な役割しか果たしていない。世
界の電力の約13%、一次エネルギーの約5%、最終エネルギー消費の約2%
だ。おそらく今後さらに低下するだろう。原子力は、このように役割が非常に低
いレベルにあるために、気候変動の緩和にとって意味を持ち得ない。
一方再生可能エネルギーは、今日すでに競争力をもっている。
エネルギーの未来は、手頃な価格での分散型超高効率技術、スマートグリッド、
マイクログリッド、そして持続可能な都市計画にある。原子力政策は基本的にそ
の逆だ。集中型で融通性に欠け、一般的に専制的アプローチを具現している。原
子力エネルギー利用の継続は、持続可能なエネルギー政策の緊急の実施にとっ
て、大きな障害となるだろう
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