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封じ込めは可能なのか?

2011.04.06 20:29|福島原発事故
まだ確実とはいえないが、炉心溶融から水蒸気爆発で炉が吹き飛ぶという「チャイナシンドローム」的な急性の破局はなんとか回避できそうな状態になってきたと、ほんの少し胸をなでおろしかけたのも束の間、事態は、長期広範な漏洩の持続という、もうひとつの最悪シナリオに向かう危険性が増しているように思える。

以下は、ずぶの素人である私の推論にすぎず、どうか見当はずれな杞憂であって欲しいと思うが・・。

とてつもなく高濃度の汚染水が地中を通って流れ出ていること、1~4号機ばかりか5,6号機の地下室まで水没の危機・・という状況から考えれば、圧力容器、格納容器、そして建屋とすべての『壁』がもはや相当ずたずたに破れているのは明らかだろう。(東電と原子力村の面々は、この期に及んでなお、すべてを桁外れの津波のせいにして、他の原発への波及を避けようとしているが、事故の経過や作業員の証言などからも、津波以前に地振動によって相当規模の破損があったのは間違いないだろう。)

爆発で空中へ吹き出すことは何とか封じても、地中へ大量に流れ込んでいる超高濃度の汚染水は、たまたま顔を出した出口を封じても「もぐらたたき」にすぎず、地中深く、広く浸透していき、もはや追跡も回収も不可能、閉じ込める手段もないのではないだろうか。
東電も保安院も、なんとか電源を回復し、本来の冷却系による循環を回復することが最優先だと唱えているが、「循環」が可能となるには、最低限圧力容器とそれに繋がる系統=圧力容器バウンダリーが閉じていることが前提だ。しかし、少なくとも数機の炉は、圧力容器が底抜けであることが明らかである以上、その戦略はもはや破綻しているのではないか。
それならば、あらゆる物理的手段で封印する、いわゆる「石棺」作戦しかなくなるのだろうが、それでも地下深くまで囲い込み、封じ込めるような石棺などありうるのだろうか。

考えたくもないが、長期(半永久的?)にわたってせいぜい底抜けの石棺で空中への拡散だけは封じながら、底抜けやかんに水を注ぐような冷却を続け、際限な続く地中への漏洩、地下水脈をたどってどこまでも、また当然やがては海底から海にもでるだろう汚染を、おびえながら監視し、もぐらたたき的に対処療法を続けていくしかないという、もうひとつの「最悪シナリオ」になってしまわないかと恐れる。
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